テキストサイズ

友情と恋愛

第5章 恋愛と友情はどっちが大事?

あたしは帰り道一人で帰った

一緒に帰ろって誘われたけどなんと無く今日は断った


『何しんみりしてんだよ』
後ろからランドセルを強く叩かれた

後ろに振り向くと雅人がいた

『痛いなぁ~何すんの』
『はいはいすみません』
とことん喧嘩売ってくんな

あたしは聞きたい事があった
『ねぇ?班長あたしじゃなくてめいが良かった?』


どうせめいは振られたしあたしより下でしょ


『別にどっちでも』

『え?』

今雅人どっちでもって言ったよね?

じゃああたしとめいは雅人の心の中では一緒…

じゃあなんで?なんであたしに期待を持たすような事するの

ねぇひどいよ好きじゃないなら早く冷たくあたしを突き放してよ

早く振ってよ
めいは振られた、でもあたしめいと同レベなんだじゃああたし振られたも当然なのかな


『おい中山どうした』
『あのさあたしの事好きじゃないんならちゃんと言ってよ』

ハッキリ言ってよ

『はっ?』

『早くあたしのこと振ってよ冷たく突き放してそしたら諦めるから』

ねぇお願い早くあたしを振ってよ

『お前今日変だよ熱でもあんじゃないか?』

あたしのおでこを触ってきたいつもなら嬉しい
だけど…
『その優しさが辛いの変に期待しちゃうの』

どうしたらいいの
あたし雅人の事あきらめなきゃいけないのかな

ストーリーメニュー

TOPTOPへ