君がくれたぬくもり
第56章 離れないで
「はぁっ…ン…がく……が、くっ……あっ…///」
ゆっくり、ゆっくりと奥まで入ってくる。
人に見られるかもしれないというスリルが、より陽菜を興奮させた。
「…全部入った」
岳はニヤリと笑う。
そしてゆっくりと腰を動かした。
「ぁ…っは…ン…///」
「陽菜……すげぇイイ……」
徐々にスピードを上げていく。
吐息や喘ぎ声と、打ち付け合う二人の音が恥ずかしかったが、
気にしてる余裕もない。
「陽菜……もうイク…」
「陽菜もぉ……っ//」
「ちょ……陽菜…」
岳は陽菜から抜こうとした。
しかし、陽菜がしっかりと岳にしがみついていて、離れられない。
「おい陽菜やばいって……
う………あっ………」
「岳……岳っ…あああっ///」
二人同時に果てる。
岳は慌てて陽菜から自分のものを抜いた。