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不器用な恋

第3章 卒業

次の日から 卒業式の練習が忙しくなった

もう少しで卒業か…

そう考えると さみしい

そんなことを考えてる間に 放課後になっていた

私は 凛と「もう少しで卒業だね」 なんて話ながら歩いていた

私たちの少し前を渚と紅が歩いていた

私たちを見つけてからかってくる

「もう バカ!!凛 早くいこう」

私は凛を連れて歩く速度をはやめた

それでも紅と渚はついてくる今までからかってきたのに急に

「なぁ お前好きなやついないの?」

と渚がたずねてきた

でも 私は怒っていて無視した


すると渚が「じゃあ俺な…」と私にしか聞こえない声の大きさで言ってきた

えっ!?そう思った瞬間渚はすごいはやさで走っていた…

えっ… どういうこと?

紅は 渚を追って走っていく…

「えっ!? 今の…何?」

やっぱり凛には 聞こえてなかったらしく

「どうしたの?」と首をかしげている

わたしにも わからないよ…

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