テキストサイズ

Sカレっ

第2章 瀬川 栄汰ってヤツ


「…ね??瀬川くん♪」

すっかり話を聞いていなかった俺は、勝手に合宿はアノ女と一緒の班になろうと決めた。
     
気まぐれに、あの女と。


「…瀬川くん??」

「わりぃ。俺もう班の女決めた。だから、あんたらと一緒の班は無理だ」


にっこりと笑い、教室を出た。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ