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Sカレっ

第4章 合宿一日目


「タンタン…そうそう。なんだ、やりゃあできるじゃん。最初は致命的なダンスだったけど、それぐらいできたら上出来だ」

瀬川の教え方は分かりやすくて、なぜ女子のダンスまで細かく知ってるのかは不思議だけど、優しく教えてくれたのでちょっと嬉しかった。

「じゃーまた夜にな。せっかく覚えた振り付け、忘れんなよ」


忘れるわけねーだろっ


あたしは自信満々に瀬川の顔を見た。

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