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Sカレっ

第12章 優×瀬真×瀬良



振り向くと、瀬真くんが真顔で立っていた。


「………」

「瀬良は、優ちゃんのこと、遊び半分なんだ。ごめん、気を悪くしないで」

「…………」

「…あのさ、明日中庭に来て。話したい事があるんだ」



ドキッ……

瀬真くん、すごく大人っぽく見えた。


茶色い髪が、夕日の淡いオレンジと重なって、綺麗。

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