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「あぁぁぁ……」

千紗は掴んだ朝霧の肩をゆるゆると離す。

一瞬だけでも休みを貰った身体は、先程よりも激しく燃え盛った。

疼いていた膣に射し込まれたペニスは千紗の膣壁を擦り、その箇所からじゅわっとした悦楽が沸き起こる。

まるでオーケストラが音色を奏でるようにあちらこちらからそのきゅんとした、じゅわっとした、甘くて苦しい感覚が溢れだす。

「あっ、やっ、気持ちいいッッ!! 」

千紗はシーツを握り締め、表情を歪める。

「佐倉さんの中、どんどん締まっていくよ。襞(ひだ）も絡み付いて凄く気持ちいい」

「ほんと？ うれしい」

膣内を褒められ、自分も相手を悦ばせてると知ると千紗はうっとりとした優越感に満たされた。