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それでも恋するドM娘

第6章 独占欲と孤独感と。

「ちゃんと見せて、千紗の綺麗なオッパイを……」

姫野は千紗と向き合う側に移動して、ゆっくりと千紗の手を解き、乳首を吸った。

「あっ……や、こうたく、ん……おっぱい吸っちゃ、ヤダ……」

ちゅぱちゅぱちゅぱちゅぱ……

姫野の吸う音が卑猥に鳴る。

強くちゅうちゅう吸ったり、口にふくんで舌先でレロレロ舐めまわしたり、軽く噛みながら舌先を高速で動かして乳首を責める。

十五年間蓄積された彼の欲求は激しく暴走してしまっていた。

「ひゃっ……こぉた……く、んっっ!! ぞくぞくしちゃうっ……」

責められながら千紗は姫野の舌技が凄いことに気付いた。

手で行う愛撫や焦らし具合などは全く的を得ていない姫野だが、舌を使った責めだけはやけに上手だった。

恐らく本人は無意識なのだろうが力加減や速度や持久力などが寺居や朝霧よりもはるかに優れている。

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