無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

「はひ……ほんと……にィ……ひゃめて、くらさひぃ……」

千紗は目に涙を貯めて訴える。

「佐倉さんのお尻の穴、ひくひくしてるよ？ 弄られたくてウズウズしている感じに……」

「そ、んなこと……ありません……ありませんからァあ!!」

お尻の穴を弄られ、むず痒い感覚がふわぁっと広がっていく。

気持ちいいとはどこか違うような、やはり気持ちいいの一種のような、不思議な感覚。

ピタッと指の動きが止まるとむず痒さとなにか出そうだった感覚が収まる。

そしてじゅわーっと蕩けるような熱さが過る。

「ふ……むっ」

千紗はその感覚が富士見に悟られぬよう、きゅっと唇を噛む。



「いま、感じてたでしょ？」


富士見の一言に千紗はびくんと身体を震わせて焦る。


「そんなわけない、ですっ！ お尻の穴なんて汚いとこで……」

「ふぅん？」

「あうッッ!?」

再び指先でお尻の穴をツンツンとされ、千紗は腰を震わせた。