それでも恋するドM娘
第4章 処女を捧げるM娘
結局寺居は激しく腰を動かすこともなく、当然射精をすることもなくペニスを千紗から抜いた。
処女を消失した証の赤い鮮血と千紗の粘液が混ざり合ったものが膣からコポッと溢れ出てくる。
抜いたあとも寺居は千紗の脇に寝そべり、優しく頭を撫で続けた。
「可愛かったぞ、千紗」
「……寺居君イッてないんでしょ? 口でしてあげる?」
「いいんだよ、俺は。ありがとう」
ジンジンと鈍い痛みが、自分がオトナになった証と千紗は胸が一杯になる。
しかしそれと同時に処女を捧げるだけと約束してしまったことに後悔をし始める。
『寺居君はやっぱり……えっちだけの関係のつもりなのかな……』
服を着て、この部屋から出てしまえばまた、寺居とは無関係になってしまうかもしれない。
そう思うと千紗はいつまでもこの家に留まりたいと願っていた。
しかしもちろんそうもいかず、八時を回ると千紗は鞄を手に取り、寺居の部屋をあとにした。
部屋を出る際、寺居はもう一度小さくキスをしてくれる。
その唇に残った感触を忘れないように、大切に記憶へと焼き付けていた。
処女を消失した証の赤い鮮血と千紗の粘液が混ざり合ったものが膣からコポッと溢れ出てくる。
抜いたあとも寺居は千紗の脇に寝そべり、優しく頭を撫で続けた。
「可愛かったぞ、千紗」
「……寺居君イッてないんでしょ? 口でしてあげる?」
「いいんだよ、俺は。ありがとう」
ジンジンと鈍い痛みが、自分がオトナになった証と千紗は胸が一杯になる。
しかしそれと同時に処女を捧げるだけと約束してしまったことに後悔をし始める。
『寺居君はやっぱり……えっちだけの関係のつもりなのかな……』
服を着て、この部屋から出てしまえばまた、寺居とは無関係になってしまうかもしれない。
そう思うと千紗はいつまでもこの家に留まりたいと願っていた。
しかしもちろんそうもいかず、八時を回ると千紗は鞄を手に取り、寺居の部屋をあとにした。
部屋を出る際、寺居はもう一度小さくキスをしてくれる。
その唇に残った感触を忘れないように、大切に記憶へと焼き付けていた。