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恋のかたち

第9章 愛とセックス

「ごめんなさい、ごめんなさい。ぅう・・私が・・グス・・好きなは・・スン、心から想う人は貴方だけですっぅぅっ」
泣きながらも必死に秋豊へ想いを告げた

無言の秋豊
「こんな、痴女みたいな女じゃ嫌かもし」
「嫌だな」
頭にたらいが落ちてきた衝撃を受ける
しゅんと下を向く優愛

「でも、俺だけに痴女なら考えてやらなくもない」
顔を上げた優愛
顔を赤らめ、本当は痴女でも淫乱でもないが、この際そんなことはどうでもよかった

「こんな姿秋豊さんにしか見られたくないでずぅ~ぅぅ」
治まっていた涙がまた溢れた

「秋豊さんしか・・ヒッ・・好きじゃないですぅ」
「なら誓え」
真剣な表情で優愛を捉える

「これから一生かけて俺だけを愛すると」

ぐすぐす泣いていた優愛は、泣き止んだ
「・・これから一生かけて秋豊さんだけを心から愛します・・」

ぽぅっと頬を赤らめながら秋豊を見つめ誓う

「アッ秋豊さんも・・」
「調子に乗るな、俺は誓わねー」
「ええ!?そんなぁ・・ズルい・・」
「ふん。ずるくて結構、その時がきたら誓ってやるよ」
ふっと微笑んだ秋豊にかぁーっと熱くなり、胸が苦しいほどきゅんとした

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