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俺様えくぼ。

第5章 嫉妬

~家の前~



「おくってくれて…ありがとう」



けっきょく私は鈴木君の押しに負け
おくって貰うことにしたのだ。



「実は、咲希さんの事すきなんだ。
でも結果はわかってるから
言わなくていいから」



「……うん、わかった……」



「そうだ、メアド教えて?
休みの日にも文化祭の話しなきゃダメだし」



「うん、じゃ赤外線しよう」



そして私のアドレス帳に
【鈴木くん】が登録された。




「じゃ、また明日」




そう言って鈴木君は帰って行った。

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