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俺様えくぼ。

第6章 事件









「ゆ、ゆっ、祐樹くん!」




ご機嫌斜めの彼に話しかけるのは
すごく勇気が必要だった。








「あ??」





彼はすごい勢いで振り向き
鋭い視線でわたしを見てから
間をあけてこう言った。





「さ………咲希ちゃんだよね?」




「は、はい」





すると祐樹くんは私に近づき
私を急に抱きしめた。

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