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NO VOICE LOVE

第1章 はじまりは、すぐそこに


ライブハウスから、
微かにもれてくる重低音が
何故かとても心地よく感じられた。

未夢は引き寄せられるように
ライブハウスの扉を開く。

音の箱に足を踏み入れると、
タバコの匂いが鼻をかすめる。

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