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恋なんかしなきゃよかった

第5章 屋上

お昼休み…

私は気分転換に
屋上に来ていた。


「んー。気持ちいい。」

端に誰かが寝ていた。
(誰だろ?
もしかして三浦くん?)

「起こしたらいけないし
そのままにしとこ」


「唯?」

「あっ…ごめん。
起こしちゃった?」

「うん。座ったら?」

「うん。」

「唯も
よくここ来るの?」

「うん。
ここに来ると
気持ちが楽になるの。
だから
私のお気に入りの
場所なの。」

「俺もここ気に入った。」

「ホント?」

「うん。
これからも
ここに来ていい?」

「当たり前じゃん。」

私達は
チャイムがなるまで
しゃべった。



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