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健康診断

第4章 これって診察?だよね?

『ん…ッ』

それにしても…やっぱちょっとくすぐったいかも…

「宮城さんは、背骨がすごいきれいだね!」

そう言って、私の体育着を戻し、カルテに記録を書いている。

「…宮城さん?そのまま聞いて?」

『なんでしょう?』

私は、先生に背中を向けながらそう言うと―――

「次の診察…少し恥ずかしいけど大丈夫かな?」

―――どきっ

恥ずかしい診察?

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