テキストサイズ

健康診断

第4章 これって診察?だよね?

やばい…変な声だしちゃった…。

先生の手で感じて…いや、くすぐったいなんて思わないようにしなきゃ…

先生は、診察してるだけで…

「あれ…??」

先生の手が急に止まった…。

『ど…うかしたんで…すか?』

もしかして…なんかの病気??

え…どうしよう。

『ねぇ…どうか?』

「ちょっとこっちむいて」

―――…キィー


先生は、私の椅子を回転させた。

保健室に、椅子の音が響き渡った。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ