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恋について

第16章 今後




お久しぶりです。

わたしの、君模様見ていただけてる方なら
ご存じでしょうが。


わたしは、
死を、選ぼうとしました。

というか、選びました。
好きな人と一緒にいつまでも
いたかった。

ですか、失敗しました。

手首を切って、救急車に運ばれ
一度死んだらしいです。

あたし、その時
壮太に会った。
壮太と二人でいた。
久しぶりに話したよ。
久しぶりに笑ってるとこ見たよ。
ずっと、笑ってて

ぁあ、きっとあたしは今まで夢を見てたんだなって

でも、そのうち
いつかえんの??ってうるさくて
帰らないって言ってるのに
離れないって言ってるのに

どんどん離れていくんだ。

あたしは動けなくて、
離れていくのに
壮太は笑ってて

壮太が光で消える前に言った、
お前幸せになれよ
俺は先に行ってるから
まだくんなよ
生きるんだよ、俺のためにも
まだそれからでも、俺はお前待ってるから
それでも、俺は好きだから

それまで、少しだけさよならだよ






笑ってたのに、泣いてた

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