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命~タイセツサト、トウトサ~

第14章 第十四章【またぁ?】

~美成子~

秀太が…秀太が(泣)

隆:「行くぞ…」

また?また独りにするの?

私達は隆弘が、バイクの免許を
持ってあり秀太の家のバイクをかり
直行した

--------
~秀太~

頭痛ぇ
俺…どこにいる?

?:「美成子を、独りにするな!!」

秀:「誰だ」

--------
やっと着いた

美:「佐村 秀太は、どこですか?」

看:「~………の手術室にいます」

手術室…?

隆:「わかりました、ありがとございます」

手術室の前に着いた

美:「泉…木?」

泉:「美成子ぉ(泣)」

美:「秀…太は?」

泉木は黙って指を指した
手術室を…

美:「何があったの??」

秀太は私と、別れて相当落ちてて
海岸沿いを歩いていたら
ヤンキーみたいな奴30人くらいに
囲まれて、殴られ蹴られ
ポールみたいな棒で、頭を何回も
殴られて、最後にその奴らが、電話で
『松田さん』って言ってたんだって

監視カメラがあって全部移ってた
秀太が気を失う寸前に
『逃げろ…』って言ってた

美:「私のせいだ…私なんかが生きてるから
  みんな不幸になるんだ(泣)」

隆:「美成子…」

美:「さわらないで!!
  隆弘…幸せになってニコッ」

私はこの場から走って逃げ出した

美:「ぅわわわわん(泣)
  秀太ぁぁぁ、郁ぅぅぅ(泣)」

?:「なくなって言っただろ?」

えっ!!
私の目に映ったのは
郁の姿だった

美:「郁…」

郁:「いつも笑顔の絶えない美成子で
  いろよ(笑)」

美:「もぅ、生きてる意味見つからない(泣)」

郁:「隆弘さんは、どうなるんだ?」

美:「私といたら、不幸になる
  だから郁も死んだし
  私のせいでまっつんわ
  可笑しくなったし
  そのまっつんのせいで
  秀太は…ぅわわわわん(泣)」

隆:「美成子!!」

美:「隆…弘(泣)」

郁:「いつでも見守ってるからニコッ」

スゥゥゥゥ
郁は星空に消えていった
 
隆:「美成子!!」

ギュッ

美:「ダメっ、もぅ不幸になって
  欲しくないの(泣)」

隆:「不幸になるかならないかわ
  これから決めるんだよ
  お前が悪いんじゃ無いだろ?」  

美:「でも…」  

隆:「もぅ、黙れ…」
  

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