テキストサイズ

命~タイセツサト、トウトサ~

第15章 第十五章【時間×時(トキ)】

~美成子~

やだ…怖い(泣)

?:「君…隆弘の女だよね?」

なんて言ったらいいんだろ?

美:「わからないです…」

?:「意味わかんねぇこと言うな!!(怒)」

意味わかんなくないよぉ(泣)
ほんとのことだもん

?:「後30分で来なかったら  
  お前を『殺す』」

美:「えっ…」

『殺すぞ』
って言われたことがある
でも…この人のその言葉は…
悪に満ちていた

?:「その前に…」

チュッ

美:「ん!!」

kissされてる?…

私は、その男の胸板を
叩いた、でも女の力が男にかなうわけなく
どんどん深くなる一方だ
 
?:「君…なんで…こん…なと…こ…に
  いる…の?」

kissしながらしゃべる
男はどこか郁に似ていた…

美:「ふぅん…はな…してっ」

?:「ニヤッ」

そうやって笑うと
離してくれた…

美:「ハァハァハァ」

?:「来たよ…」

隆:「美成子!!」

美:「隆…弘?」

私めがけて走ってくる姿は 
紛れもなく隆弘だった
私より5歳年上の隆弘は、
いつも大人びていたが
今の隆弘は、迷子になった
少年のようだった、必死にお母さんを
探している…

隆:「美成子…」

私の目の前にきて
私を抱きしめた

?:「隆弘君時間どうりだね(笑)」

隆:「何でテメェわ、俺の女ばっか…」

?:「茉莉ちゃんわ、元気?ニヤッ」

隆:「っつ」

?:「茉莉ちゃんわ、楽しんでたけど(笑)」

隆:「黙れ!!」

美:「隆弘?」

茉莉?
誰それ…

?:「この子が新しい子?」

隆:「テメェにわ、関係ねぇ(怒)」

?:「それが関係あるんだよねぇニコッ」

隆:「美成子には、手だすな!」

?:「どうだろう(笑)」

なに…この会話
意味がわかんない…

ストーリーメニュー

TOPTOPへ