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やっぱり君が好き

第2章 高校生

ー奏sideー




放課後になり下駄箱で靴を履いてると




教室に携帯を忘れた事に気づいた。





「あぁ~めんどくせ」





靴をぬいで教室に向かう。





その途中、前から2人組の女が歩いてきた。





一瞬で、手前にいる子がみおだと分かった。




こっちに気づいてない。






ドンッ





俺はわざとぶつかった。





みおはすぐに謝ってきて、俺の顔を見た瞬間驚いていた。





俺は嬉しくて顔がニヤけそうになったのを堪えて話しかけた。





「また会ったね   みお」



「はい……………
[って、え?!
なんで私の名前知ってるの?!?!] 」




「みおが教えてくれたんだよ(笑)高木みおです!って」





「 [あぁ、そうだった。
私 名前聞かれて答えたんだよね。

いやいやそこじゃなくて、
心の声がきこえてる?!] 」



さっきから、みおは心の声を口に出していた。




「心の声になってないよ。完全に声にでてる(笑)」




「あ、ごめんなさいっ;)」




「ハハッ なんで謝るの?みおは相変わらずおもしろいね」



可愛いなぁ。




「じゃあ、また会おうね」



俺はそう言って、
みおの頭を撫でた。




みおはびっくりしたみたいで 止まっていた。





そろそろ気づいてくれないかな…?




ちょっとずつ、俺に気づいてほしい。

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