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やっぱり君が好き

第5章 気持ち







朝家を出ると奏がいた。






「おはよ」




声は怒ってないみたい。
表情は微妙だけど…。






「おはよう…昨日はごめんね?先に帰っちゃって」






「もう いいって。怒ってないから。じゃあ、行こうか?」





「うん…」





奏は…手を繋いでこなかった。





そうだよね
やっぱりみんなに見られたら嫌だから手を繋がないんだ…

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