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涙が出るほど好きだよ

第1章 入学式



「つ い た ああ!!

わあ おっきい!
小学校と全然ちがーう!
ほんとに私中学生になったんだあ!」


私は興奮ぎみで
じったばた暴れた。


そんな私を見て

「もう中学生なんだから
じっとしてなさいよ~
ほんっと落ち着きがない。」


お母さんは呆れたように言った。



だか そこにいたはずの苺は
既にいなくて

小学校の友達ときゃあきゃあ
言って騒いでいる。


お母さんは呆れながらも
楽しそうな苺達を微笑ましく
見ていた。


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