テキストサイズ

涙が出るほど好きだよ

第5章 甘い味



苺side



「ただいまー」


まっさきにベッドにダイブする。


ボフッ






今日初めて木田と喋った。


しかも触れた。




私が木田の首に手を回して
しがみついたことを思い出した。



バンバンバンバンッ


恥ずかしすぎてクッションを叩く。




「なんで…私あんな大胆な
ことしたんだろう。」





木田、困ってたよね…


でも木田からめっちゃいい香りがした。

あんないい香りの男の子初めて。



もう香りだけで木田って分かる。


ストーリーメニュー

TOPTOPへ