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完熟の森

第9章 酔っ払い

やべー無断外泊だ。


まっいっか。


げっ!理音に電話してない…


携帯見たら理音から五回もメールがきていた。


僕は慌ててメールを返信した。


『疲れて、寝てしまった』と…


嘘じゃないし…


その後返信は暫くなかった。


「朝食、食べよう」


雫がトーストを二枚両手に持って見せた。


「はい」


僕は立ち上がりダイニングテーブルに移動した。


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