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完熟の森

第10章 求める理音

バイト中、理音からのメールがあった。


僕はバイトが3時までだったから、その足で理音の家に行った。


理音は少し拗ねていた。


「理音、ごめんね。お詫びにご飯でも食べに行こう。理音の好きな物食べようよ」


なのに理音は首を横に振った。


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