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完熟の森

第15章 変化

僕は理音の誕生日が近い事が分かっていたから、自分の中で計画を立てていた。


「理音、誕生日さあ何したい?」


「う~ん、千晶決めて」


相変わらず、理音は可愛かった。


「じゃあさ、ディズニーランド行かない?」


理音のベッドに肩肘をついて理音を見た。


「ディズニーランド?」


理音は目を丸くした。


「夏休みバイト頑張ったからお金ならあるし」


理音は僕を見てニッコリ笑った。


「うん、連れて行って」


そう言いながら、すり寄ってくる理音は可愛かった。


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