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完熟の森

第22章 雫の年

そして雫は誕生日を迎え27歳になり、少しがっかりした顔をしていた。


だけど僕はデカいケーキとデカい花束をプレゼントして、
超デカい声で誕生日の歌を歌ってあげたら、雫は大笑いしてくれた。


僕はまだ17歳だった。


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