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完熟の森

第23章 富岡と理音

雫とベッドで過ごしていた時、この話をしてみた。


「へえ。縛ってあげれば良かったのに」


雫はにやついた顔で僕に言った。


「それ、結構傷ついた」


マジで結構ショックだった。


雫は僕が元カノと関係があっても平気なんだ。


「冗談。大人らしく余裕あるふりしただけ。
強がってみたかったの」


イタズラな顔をして僕にしがみついてきた。


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