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完熟の森

第26章 雫と家族と僕

僕はいつの間にか学年が上がってた。


最近雫と過ごしている時間が多いから、日が経つのが早く感じた。


その日、雫が冷蔵庫が空っぽだと言い出して、僕達は車で近くのスーパーに買い出しに来ていた。


僕はカートを押しながら、雫は必要な食材をあれこれカゴに入れていた。


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