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あたしは誰のもの?

第13章 裏切りと幸せ



「千紗、あたしは大丈夫」


もう一度言う

千紗はまだ信じられないという顔をしていた


だが、そんなことを考えるまもなく次がくる



バキ

ゴッ

ドス


鈍い音がたっている

これは自分らが殴られているわけでない
殴っているのだ


「ッ!!??んでこんな強いんだよ・・・女のくせに」

一番最初に話しかけてきた男は悔しい顔をしていた

だからなのかいつも持っていたのであろう
ナイフをとりだした


そしてその矛先は・・・千紗だった


 

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