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あたしは誰のもの?

第16章 溢れ出す想い




「おはよ、冷華」

「おはよ!」

「めずらしいね、朝からちゃんと来るなんて」

「まぁね」

「じゃあ、図書室行こ」


え、もう?
てかあたしが来たら図書室なの?

「あたし、単位がやばそうだからちゃんと出ようかな、授業」

「出ても出なくてもどうせ寝るんだから同じだよ」


何も言えなかった
「千草は単位大丈夫なの?」

「僕は大丈夫、毎日学校行ってるし成績もいいからね」

授業は寝てるけどね


「まぁ、大丈夫だよ!冷華は前まで真面目だったんだから」




 

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