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秘蜜

第1章 プロローグ

まあ、図書館に来る人なんて
そんなにいないんですけどね。

うちの中学は部活動強制なので
皆、放課後は忙しいんです。


暇だし、本でも読んでようかな。


と思って、
私はカウンターを離れようとしました。



「きゃっ」



・・・っと、危ない。
つまづいてしまいました。


誰も見てなくてよかった・・・


一応私は、周りを見渡しました。

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