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秘蜜

第4章 絶対服従

そうです、

午前中の授業は
選択家庭科と体育。

実際、女子だけなんです。


これなら、

鷹松君がスイッチを入れても
私が感じるフリをする必要はありません。

見られてないんですから、ね。

私は
肩の力が抜けたような気がしました。



「今日、調理実習だよね。楽しみ!」



無邪気な顔で笑う遥香ちゃん。



「うん、そうだね。早く行こう!」



私も鷹松君のことは忘れて
調理室に急ぎました。

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