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好きです

第4章 6月



いつの間にか6月になっていた。


朝、見覚えのある髪色の人が
私の前を自転車で走っていた。



私は声をかけることができなくて

越さないようにゆっくり
距離をとって走っていた。


後ろ姿だけど見れて幸せだった。



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