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感じさせて

第7章 帰り道


私が着替えている間に
シンくんは
身仕度を終え


「待て!」と命令された
子犬のように


大きな瞳で
私を見ながら
そわそわしていた






「お待たせ」




「ほんとやぁ~

めっちゃ、待ったでぇ~」




「クスッ(笑)」




「え~っと・・・・

うさちゃん、部屋からは
別々に出よか?」




「あ・・・そうね・・」




2人は時間差で
外に出て
ホテルの裏通りで
落ち合うことにした


この部屋に来るまで
なんとも思わなかったのに


エレベーターや
ロビーで
楽しそうに
寄り添う
男女を見ると




なんだか・・・




うらやましく思えた







ひとりで
裏通りは危ないからと

先に部屋を出た
シンくんに

早く
会いたくなって




私は
足早に
ロビーを駆け抜けた






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