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心霊体験談

第4章 海水浴(☆3)

「2人ともどうしたのかな?まさか、溺れたとか?」

温泉で俺は山名さんに聞いた。

「馬鹿。そんなわけ無いだろ。アイツらは運動神経はいいんだから。水泳も得意だったし。大丈夫だよ。」

「でも・・・。」

「大丈夫だって。どうせ遠くに行って、2人で盛ってるんだって。」

山名さんは俺を落ち着かせる為に
冗談まで言った。

でも、言いながら山名さん自身に
言い聞かせている気がした。

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