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わたし色の花

第38章 短歌 粗の参




桜が散り
蝉が鳴いて夏が来たと思っていたら

気が付けば
紅葉が舞い、秋になっていた。

季節が巡るのは
目につかないくらい速いから

せめて貴方と見た
この雪景色だけは

いつまでも
色褪せないで欲しい。

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