テキストサイズ

わたし色の花

第17章 Listen the sweet voice


「ほら早くしてよ
焦れったいな」

少し苛立たしげな貴方

素直になりなよ
嫌じゃないくせに

半ば強引に押し付けられた足に
小さく口を添える


僕は貴方を愛している
だから
貴方が欲しいモノをあげる


だから

ねぇ?

ひとつお願い

ストーリーメニュー

TOPTOPへ