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わたし色の花

第19章 ひかり



気がつけば

足は重くて
手や顔は傷だらけ

そんな自分が恥ずかしくて
絆創膏を
所々に貼った

それでも足りない所には
包帯をぐるぐる巻きにした


いつから
泣くことを忘れたの?
いつから
一人を望むようになったの?

「ワカラナイヨ」

私はただ
生きてきただけだもん


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