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わたし色の花

第20章 ごめんね



泣きながら
謝る貴方


ねぇ
私たち

まだ何も
始まってなんかないでしょう？

なのにどうして

終わりにしよう
なんて言うの？



貴方の中の
私は何だったのかな

ただの
相談相手？

それとも
何かが始まるほどの
大きな存在だったの？

だとすると私は
もう少し頑張れば

その人を越えることが出来たかも知れないのに
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