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 信 崎 学 園 .

第1章 出会い


「まぁいい。今度から気をつけろ。」

「‥はい。」

彼は、
茶髪で髪の毛を軽くたて、
制服のネクタイを少し‥ゆるめていた。

――かっこいい

私は不意にそう思った。


「じゃあ、早速だが品川。自己紹介をしてくれ。」

「えーと、品川隼人です。よろしくー!」

「キャァー!!」

一斉に女子の悲鳴が教室に響く。

‥―品川隼人‥か。

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