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 信 崎 学 園 .

第2章 集中出来ない!


そんなことを色々考えてるうちに授業が始まった。


すると、隣にいる彼が。

「ねえ。あんな桜木って名前だろ? 下の名前.何ていうの?」

「えっ!? ‥結だけど。」

急に話かけられて少し驚いた。

「覚えとく。」

ドキッ

「う、うん。」

彼の声は‥少し低く、とても綺麗な声をしている。



――本当に、神様は不公平だ。

この世に“男子”は数え切れないほど、いるのに。
これ程までかっこいい男子は少ないと私は思う。


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