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みずたまり

第1章 入学式

扉の上には1-2の文字。
教室の中には何人か来ている様子だった。

「あ~、なんかドキドキする!」

「なんかそれわかるかも、笑」

"ガラガラっ"

扉を開けるといっきに視線を感じる。
そんなことは気にせず中にはいった。
黒板に書いてある席に座り、
ふうっと息を吐く。

「なんかめっちゃ見られたね、笑」

澪菜はキョロキョロしながら小声で話した。

「まあ、そんなもんなんぢゃない?
初めてみる人は気になるしさ!」

確かに、と相づちをうちながら瑠璃が
口を開いた。

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