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あなたが幸せなら、それでいい。

第3章 1回目の告白



名前はわからなくても、
顔ははっきりわかる。


だから あたしは手紙を書いたんだ。


直接、翔にこの気持ちを伝えるために。


だけど、渡せなかった。


友達に何度も背中を押されたけど、
あたしにはできなかった。


その日は、気持ちを伝えれないまま
会えなくなってしまったんだ
って思ってたくさん泣いた。


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