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大好きな君へ

第7章 遠ざかる君の背中。




段々と遠ざかっていく君の背中



手を伸ばすけど、
決して届く距離じゃなかった



だから、手、伸ばそうともしない僕だった






不意に君が話しかけてくれた





※元気ないよ?※

って。





おれは、

※別に※

と答えた。










もっといい返事ができたんじゃないか







後悔に浸り、



また


遠くなる君の背中を見つめる僕だった。

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