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犯される彼女たち

第2章 万引き

高3の春。

私は平気で万引きをしていた…。

つかまらなければいい。
そんな考えだった。

いつものように欲しかったリップを誰も見てないことを確認して、カバンに入れた。


「ちょっと君…」

後ろから話しかけてきたのは30代前半ぐらいの店員だった。

「事務室に着てくれるかな」

「はい…」

やばいバレた。
返してすぐあやまろ…
この店には二度とこれなくなるな…

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