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pseudo-romance

第5章 episode-5

アオイの耳に心地好いギターの音とせつないメロディーが聴こえた…。

その音につられ音源に来た。

そこにはギターを弾いて一生懸命歌う男がいた。

アオイ(何か…この歌心に響くな…)

アオイの他に何人か観客がいたが、
この男が歌い終わると皆離れて行ってしまった。
アオイだけ、この男の前に残った…。

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