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pseudo-romance

第5章 episode-5

しばらくするとドアが開き
中からスーツを着た若い男と、
年配の上品な女が出てきた…。
「では、のちほど」
そう言ってアオイの前を通り過ぎた。

この二人の後ろ姿をみていたら

「アオイ」と呼ばれた。

アオイ「宇汰君、いいライブだったよ」

宇汰「ありがとさん!」

アオイ「今行った人達って…」

宇汰「プロダクションの社長も来てたらしくて…
アオイすまんけど…
ラーメン今度でも良いか?
これからあの社長達と飯行くことになってしまって」

宇汰はすまなそうにしている。

アオイ「ラーメンは宇汰君が食べたかっただけでしょう(笑)
行ってきなよ!」

宇汰「ごめんな。
帰ったらメールするでな!」


今日は此処で宇汰と別れた。

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