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pseudo-romance

第5章 episode-5

少し落ち着いてきたアオイの手を引き近くのベンチに座らせた。

「ちょっと待ってて」
直ぐ戻って来た隆人。
「ほら」
アオイの手にはホットミルクティーが渡された…。

またすすり泣くアオイに優しく声をかける。
「泣き止むまで一緒にいてやるからな…」
頭を撫でてくれていた。

どの位泣いて時間もたったんだろう…

「もう大丈夫だよ…」そう言ったら
「彼氏か?」と聞かれた。
「終わっちゃった…」。。
「アイが吹っ切れるまで俺が近くにいるから…」
隆人にそんな事を言われた。

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